ある本を読了し数年後に再読する価値は1度目よりはるかに価値がある。



ある本を読了し数年後に再読する価値は1度目よりはるかに価値がある。

今年は読書に励もうと思いとりあえず20冊ほど購入し本の世界へダイブする正月を過ごしていて思ったことがあります。

少し脱線しますが僕は妻と結婚を前提にお付き合いをし、同棲を始めるタイミングで実家と揉めに揉め飛び出したのですが、その際に今まで僕が読んでいた小説をほとんど置いてきてしまったので未だに回収できていない状態なのですが、読書再開に伴って以前に読んで良かった作品を古本市場で見つけて購入して見たんですね。



背表紙が黒いのが多く目に付きますが、御察しの通り僕はホラーやオカルトなものを好んで読みます。

話を戻してこの中で以前所有していた作品は恒川光太郎氏著書「夜市」を再購入しました。

再購入したのは今のところ「夜市」と江國香織さんの「東京タワー」です。小林泰三氏の「玩具修理者」も近々見つけ出したいと思いますが。[豆知識として「氏」は親しみを込めた表現らしいのですが女性には使わない事が多いそうなので江國香織さんに「氏」を使いませんでした。)

恒川光太郎氏の「夜市」と「風の古道」が収録されていますが。表題作よりも「風の古道」が印象に強く残っています。不可思議で物寂しい雰囲気とあり得ないのに文字を読めば頭にイメージがしっかりと残る描写で感動を覚えましたね。

「東京タワー」は岡田准一さん、黒木瞳さんなど豪華キャストで彩られた映画も随分前になりますが公開されましたね。小説とは違った完結でしたが、映像美がすごくて僕はグッと引き込まれました。
小説に関しては、15歳当時に読んだ印象はあくまでも「小説やしなあ」と思ったのですが、18歳になり読み返してみると「いるよね、こんな女性」と妙な生々しさだったなぁと発見があったり、でも江國香織さんの他の作品では女性がこの作品のように乱れたり、奔放なものは少なかったりと江國香織さんの作品を読めば読むほど「異端」な作品だったんだなぁと感じました。

再読の価値アリな作品に囲まれていたい。

可能なら若い頃、いや今でも僕は僕を若いと思っているのですがもっと若い十代の頃に小説を貪っていれば良かったなぁと今になり思います。

その頃の感想と今の感想では全く違った感想だったり、意外と変わらない感想を得たりするのが今は面白く感じたりします。

人の細胞は脳や心臓に関しては一部を除き半分くらいが入れ替わり、体はその半分以上が数日から数年で全て入れ替わる部分があると言われています。

数年前と数年後では経験値や上記の様に細胞も変わっており、同じ文章、食べ物、事象に対しても違った感想や印象を持つものだなと考えています。

30代になったらどんな感想になるのだろう?と思い僕は今出来ること、したいことを必死に取り組み、今回の場合は読書ですが30代の僕が再読する価値があると思う「再読する価値のある本」をバトンとして渡し30代の僕は20代の僕から渡されたバトンを再読し「ええ作品に出会ってたんやなぁ」と昔の自分を褒められるような30代になっていたいと思います。





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