[試乗記]アウディQ5 TFSI 2.0 クワトロ sportに試乗。走行安定感抜群で懐深いミドルSUV。




[試乗記]アウディQ5 TFSI 2.0 クワトロ sportに試乗。走行安定感抜群で懐深いミドルSUV。

外装、内装についてはこちらを参照ください




アウディのミドルサイズSUV「Q5」に試乗してきました。

このクラスの試乗はBMW X3やGLCと真っ向からぶつかる激戦区ですがその優位性はどうなのか?が気になり試乗を申し込みました。

ツイッターにて仲良くさせてもらっているmackieさんとの合同試乗で一人で試乗するよりも良い意味での緊張感と各々が感じた部分についての差異も面白く「やっぱ人と試乗するのおもろい!」と再認識した次第です(初めて一緒に試乗させてもらったCX-5も面白かった。)

2世代目となる新型Q5は、新しいアーキテクチャー「MLB Evo(モジュラーロンギチューディナルマトリックスエボ)」をベースとしており、あらゆる面を一新したワーゲングループの肝いりです。
そもそもアーキテクチャとは?
自動車産業では『複数車両で共有される構成部品のセット』という考え方をプラットフォームとよび、より技術的な側面からはこれを『車両アーキテクチャ』ともよんでいる。

このアーキテクチャーはアウディではDセグメントセダン「A4」やそのクーペ版「A5」。Q5からすれば兄貴分の「Q7」にも搭載されます。
実はフォルクスワーゲングループ内でも使用されており、ワーゲンでは「トュアレグ」ポルシェでは「カイエン」、ベントレーでは「ベンテイガ」にも使用される重要基幹となる。
このアーキテクチャの特徴は異なった素材でアルミやカーボン、スチールを混在させてボディを作る技術や電動パワートレインにも対応出来て、これにプラグインハイブリッドやバッテリーカーもこのプラットホームをベースに開発されています。
ボディサイズは全長4680mm×全幅1900mm×全高1665mmと、先代よりも全長を50mm拡大しながらMLB Evoにより、車両重量を60kgのダイエットにも成功しています。
前回の記事から引用していますが、プラットフォームに採用されるMLB Evoはフォルクスワーゲングループでも相当重要な基幹で、ベンテイガなど桁が変わる車種にも採用されるのだから実はQ5はかなりお買い得なんじゃないか?と思うんですよね。


モデル展開とパッケージ


  • 2.0 TFSI quatro 6,620,000円
  • 2.0 TFSI quatro sports 6,910,000円


デビューパッケージ

  • LEDヘッドライト
  • LEDリアコンビネーションライト(ダイナミックターンインディケーター)
  • S lineバンパー
  • S lineエクステリアロゴ
  • ドアシルトリム S lineロゴ
  • アルミホイール(10Yスポーク)8J×20×255/45 R20タイヤ
  • パーシャルレザー


アシスタンスパッケージ


  • LEDヘッドライト
  • LEDリアコンビネーションライト(ダイナミックターンインディケーター)
  • アウディサイドアシスト
  • アウディプレセンス リア
  • リアサイドエアバッグ
  • Audiバーチャルコックピット


ラグジュアリーパッケージ


  • パーシャルレザー
  • アダブティブエアサスペンション
  • アンビエントライティング


スペシャルオプション


  • Audiバーチャルコックピット
  • bang&olufsen 3D アドバンストサウンドシステム
  • パノラマサンルーフ
  • プライバシーガラス


マトリクスLEDヘッドライトパッケージ


  • マトリクスLEDヘッドライト(ダイナミックターンインディケーター)
  • LEDリアコンビネーションライト(ダイナミックターンインディケーター)
  • ヘッドライトウォッシャー


さて、モデル・パッケージ展開はこのような形になっています。
SQ5もありますが、ここでは割愛します。

僕個人的にはアウディのパッケージについては少し分かりづらく、いっそのことレクサスやBMWのようにモデル名+パッケージなりグレードとして販売してもらいたいところです。

今回試乗させてもらったQ5のスペックはこちら。


車名Q5
グレードクワトロ sport
駆動方式4WD
トランスミッション7速Sトロニック
型式DBA-FYDAXS-FYBBAY
排気量2.0リッター(ターボ)
最高出力185[252]/5000
最大トルク370[37.7]/1600
車両重量2,095kg
0-100加速6.2秒
競合車種X3 GLC
車両本体価格691万円(税込)
試乗日2017年01月21日

サイズは全長×全幅×全高=4,680mm×1,900mm×1,665mm
ホイールベース 2,825mm
最低地上高(未積載時)) 185mm

今回で2代目ですが、エクステリアについてはさほど大きな変更はないとされていますが、内装について、走り心地や乗り心地についてはかなりブラッシュアップされたとされるQ5。
では試乗記に参ります。





「アウディQ5 TFSI 2.0 クワトロ sport」乗り心地と走り心地

Q5をまわしてもらいましたが、やはり動いている様を見ると「やっぱでけーな」と感じ、これは市街地などでは運転しづらいかもしれないと考えながら、試乗車に乗り込みます。

まずサイドシル(乗り込むサイドの足元)はひっかかりなどは無く、一般的な車種と変わらず乗り込みは容易です。ここはX3と同じですね。

エンジンがかかった状態だったのでミラー類、ドライバーシートの調整を行います。
シートに座ったホールド感はX3 Mスポーツには劣るものの、ゆったりとしており快適性の高いタイプです。

全ての調整を終えてエンジン音に耳を済ませますが、かなり押さえ込まれています。
これはレクサスNXくらい静かながら、やはり競合でありガチンコ勝負であるX3に譲ってしまうことは正直に明かしておきます。

ただし「NXくらい」と表現しているので僕からすると不快だとかストレスに感じるだとかのレベルでは無く、音楽をかければ気になることは一切ないレベルだと言い切れます。

エンジン音を確認しセンターコンソール右上にあるエンジンスタート&ストップボタンを一度切り、もう一度スタート。
ここでも振動はほぼ無く、かなり高い完成度であることが伺えます。

チェックを終えて大型なシフトを「D」に入れいざ出発。

まず驚くのはショックが相当に押さえ込まれていること、いつものようにディーラーでの段差を試しますが最低地上高があるのも関わらずキャビンは揺れが少なく、スポーツサスのはずが、非常に穏やかな乗り味となっています。

車道へ移りますが、ノイズに関してはやはりX3に譲るものの、アクセルを踏むにしろブレーキを踏むにしろどちらも相当にジェントルという印象です。

ジェントルといえばA5に試乗した際にも感じた部分でしたが、A5よりも窓が大きく高い為乗りやすさではQ5に分がありますね。
そして、明らかにX3よりも優れている部分は前方視界です。
Aピラーは両者とも太いですが、X3はここにスピーカーを搭載し更に太く、ミラーの配置に関してもフロントに寄り気味でかつ車体に近いため隙間が無く左折する際などはちょっと怖い部分もありましたが、Q5に関しては隙間があり運転しやすいです。

又、パワーフィールや安定感に関しても然り。
試乗コースも良いコースをチョイスしてくれており、坂道を走る場面があったので後続車を見送り、ドライブセレクトをスポーツ+に変更し「踏み込みます」と確認をしアクセルペダルを強く踏み込みます。

まず驚くのはこの巨体なのにA5と同じくらい力強く加速すること。
鋭さというよりも「四輪のタイヤがしっかりと路面を蹴り進んでいる」という安心した加速が出来るという点ですね。
しかも本当に早く0-100kmは6.2秒とスポーツカーとは言えませんが、SUVというカテゴリの中でも相当に早くX3のディーゼルでは感じなかった伸びの良さには自然と笑みがこぼれます。

見送った後続車たちにすぐに追いつきますがアクセルオフで結構なエンジンブレーキが効きブレーキペダルはいつもなら踏み込むであろう強さよりも浅い部分での操作で速度調整が出来ます。

レーンチェンジも試して見ますが、ステアリングをちょっと急にきったレーンチェンジではちょっと揺れますがすぐに収束しますし、挙動は意のままでガッチリとした塊を操作している印象で剛性もかなり高く感じました。

しばらく、ゆっくり走ったり、パドルシフトを操作してギアを下げて回転数を上げてみたりとしましたが始終感じたのが、とにかく操作に対してのレスポンスは良いのに変化する幅が路面状況や車体の状況によってシステムが介入し最善のチョイスをされている感じでした。

ここは賛否分かれる部分ではあると思いますが、僕はかなり安心感を感じました。

乗り心地は抜群で同乗してもらっていたmackieさんも「乗り心地すごいね」と漏らすほど。

ディーラーへ帰路も同じように走りますが残念に感じる部分は一切無く、ディーラーへ戻り試乗終了となります。


「アウディQ5 TFSI 2.0 クワトロ sport」まとめ

抜群の走り心地と乗り心地、パワーフィールはA5なのにリアの快適性はセダンよりも良いし荷物は載るし。

弱点らしい弱点は無く優等生なのにドライブセレクトをスポーツ+にしても乗り心地は犠牲にされないのにレスポンスは良くなるという高い速度でも安定した走りが出来るちょっとすごい車です。

RXにはまだ試乗したことはないものの、X3やGLCなどのライバルとも十分に勝負が出来るといって過言ではないモデルです。


試乗させてもらったディーラー

アウディ箕面さん

いつもは茨木インターにて試乗させてもらっているのですが、今回は試乗車の兼ね合いでこちらへ。

車好きな方が担当についていただけたので非常に楽しく、かつ勉強になりました。

この場ではありますが、ありがとうございます。









外装、内装についてはこちらを参照ください

今回の記事で登場した試乗済みの車やSUV車。


















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